アトピーは、なぜ痒いの？

アトピーの出やすい部位には、特徴があります。
顔、耳、首周り、脇の下、肘の内外、腿の付け根、膝の表裏など
これって、アトピー体質になりやすい場所ですか？
「体質」っていう限り、体中どこも条件は同じじゃないの？

なんだか変だなぁ？？？

アトピー体質という前提が間違っているんでしょうか？

背骨が歪んで椎間板が潰れてくると
椎体の隙間から身体各部に伸びている神経が圧迫され
圧迫の程度によって
「ダルさ」「痛み」「痺れ」「麻痺」など
さまざまな症状を引き起こします。

腰椎で圧迫が起こると、腰痛や足の痺れ
頚椎で圧迫が起こると、首・肩の痛みや腕の痺れ
になるわけです。

アトピーの特徴的な症状は「痒み」ですが
「痒い」という皮膚感覚はありません。
「痒い」とか「くすぐったい」という感覚は
ほ～～～～んの少し「痛い」という感覚です。

神経に触れるか、触れないか、ギリギリの状態で
サワサワとくすぐられているような圧迫を受けたときに
その症状が現れるのは、神経の末端！
つまり皮膚感覚が鋭敏になっていると考えられます。

じゃあ、皮膚感覚が鋭敏になっているのを
アトピーの原因と仮定して考えてみましょう。

顔や耳は常に露出しているので
外からの刺激を受けやすい場所といえます。

首周り、脇の下、肘や膝の内側は
汗をかきやすい場所です。

肘の外側、膝の表側は、関節なのでよく動き
疲れの溜まりやすい場所です。

外部からの刺激、汗、疲れによる疲労物質などに
鋭敏になっている皮膚が過剰に反応すれば
そこに「痒み」が発生すると考えられます。