痛みの相談室の手法は、気功ではありませんから
体の歪みを直すためには、実際に触れなくてはなりません。
しかし体の脳は敏感ですから、触れるときに迷いがあれば
「何だ?こいつ」と、警戒を強めてしまいます。
逆に放すときも、ぞんざいに放ってしまえば
「ひどい扱いをされた」と、やはり緊張してしまいます。
触れるときには、「ここぞ」と思うところに躊躇なく触れ
放すときは、接触がなくなるまで慎重に放していきます。
こうすることで、体に緊張を与えることなく
調整した健全な状態を記憶させることができるのです。