足首の捻挫や突き指などは、誰しも
1度や2度は経験されていると思います。
中高生に特に多いのは部活中の捻挫ですが
レギュラー争いの最中や
大事な試合の前に捻挫してしまった場合
復帰を焦って直りきらないうちに再開してしまうため
捻挫しやすくなる=「癖になる」ことが多々あります。
捻挫が癖になるのはなぜか?
ひと言で言えば、原因が残っているからですが
そもそも、捻挫の原因って何なのか?
捻挫が起きるのは、足を踏み外したり、ひねったり
つまり、思いがけず関節が大きく動いたときと考えられます。
こんなとき、身体の脳はぼんやりしていません。
関節や靭帯を守ろうとして瞬時に力を入れます。
この筋肉の緊張が残っているため
関節が引っ張られて僅かにずれるので
体重をかけたり、動かしたりすると痛みが出るわけです。
もう、お分かりですね?
捻挫が癖になるのは、直後の腫れや痛みが引いても
筋肉の緊張が記憶として残っているため
関節の動きが不安定になっているからです。
痛みの相談室では
捻挫したときに起きた筋肉の緊張をリセットし
おかしくなりかけていた関節の動きを正常に戻して
捻挫を「なかったこと」にしていきます。