不調と健康／疲労と回復の関係

私たちは日々、仕事や遊び、勉強や部活動
などの活動をすることによって疲労しますが
睡眠等の休息によって回復することで
健康を維持しています。

つまり、健康と不調の間を結ぶ坂道の中腹にいて
毎日、坂を行ったりきたりしているようなものです。

坂の天辺は健康であり、下に行くほど不調が増し
疲れから違和感へ、違和感から痛みへと
進行していくわけです。

身体が歪んでいる人は、坂の傾斜が急なので
1日の仕事で大きく下に滑り落ちていきます。

ところが、回復力が低下しているので
ひと晩休んでも落ちた分を上りきれず
疲労がどんどん蓄積してしまいます。

一方、身体に歪みがなく、健全な人ほど
坂道は緩やかになっていきますから
一日の疲労が少ない上に、高い回復力のおかげで
ひと晩休めば健康な状態に戻ることができるのです。

痛みの相談室では

身体の歪みを直すことで坂道を緩やかにし
健全な状態に戻すことで回復力を高めていき
これまで溜め込んできた「疲労」という
借金を徐々に返済して不調を改善していきます。

そして1日の疲労と、ひと晩の回復のバランスが
取れたところが、とりあえずのゴールとなります。

ただし、皆さんが普段の姿勢に少し気をつけて
ちゃんと休息していただくことが絶対条件です。
これで昨日の疲れが残らないようになり
病気を撥ね退ける力がつくわけです。

それでも、知らないうちに歪みは出てくるものですから
月に1回程度、再調整しておけばカンペキです。